バイアウト (NBA)
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バイアウト (NBA)とは、アメリカ男子プロバスケットボールリーグのNBAにおけるチームとプレーヤー間のサラリー契約を契約完了前に早期解約すること。NBAバイアウトルールに準じて、1チームあたり、1年間の間で、1人のプレーヤーに限り行使することができる。バイアウトされたプレーヤーは、制限なしFAとなる。
ルールとガイドライン
[編集]出典:[1]
- 1チームあたり、1年間の間で、1人のプレーヤーに限り行使することができる。
- 例:チームAがプレーヤーPを2000年3月1日にバイアウトした場合、チームAは2001年3月1日まで、次のバイアウトを行使することは出来ない。
- 不正行為を防ぐために、チームが他チームにトレードし、バイアウトされたプレーヤーと、6ヶ月経過後でないと再契約することが出来ない。
- 例:チームAがプレーヤーPをチームBにトレードし、チームBがプレーヤーPをバイアウトした場合、チームAは6ヶ月以上経過しないとプレーヤーPと契約することは出来ない。
- バイアウトにはデッド・ラインなどはなく1年中いつでも交渉、行使することができる。
- チームはバイアウトする選手に対して、契約初年度分は100%、2年目は50%、3年目以降残りすべては25%のサラリーを支払う必要がある。
- 例:
- Player X (総契約): $7,000,000 | $8,000,000 | $9,000,000 | $10,000,000
- 1年目 | 100% = $7,000,000
- 2年目 | 50% = $4,000,000
- 3年目 | 25% = $2,250,000
- 4年目 | 25% = $2,500,000
- バイアウトを行使した場合:$7,000,000 + $4,000,000 + $2,250,000 + $2,500,000 = $15,750,000の支払いを必要とする。
- すべてのバイアウトに備えたサラリーキャップのスペースを確保している必要がある。
- 例:バイアウトしたシーズンのキャプスペースに $15,750,000 - $7,000,000 = $8,750,000 のスペースを必要とする。
行使理由
[編集]- ロースターに空きを作る。
- チームの雰囲気を変える。
- 次年度のサラリーキャップのスペースを大きくする。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Real GM
- LARRY COON'S NBA SALARY CAP FAQ 1999 COLLECTIVE BARGAINING AGREEMENT
- LARRY COON'S NBA SALARY CAP FAQ 2005 COLLECTIVE BARGAINING AGREEMENT
- LARRY COON'S NBA SALARY CAP FAQ 2011 COLLECTIVE BARGAINING AGREEMENT